10 YEARS BEFORE AAC
AACへと続く、十年前の物語
EP. 0
『ArcheAge Chronicles』であなたの物語が始まる10年前、すでにある物語が動き始めていた。
これから数週間にわたり、その時代の短編が語られていく。人々、隠された秘密、AACの世界に今も痕跡を残す出来事。
最初の物語は、今夜始まる。
EP. 1 名もなき男
記憶を失ったビリーは、霧の立ちこめるスラムで目を覚ました。
覚えているのは、影が静かに問いかける断片的な光景だけだ。
「エムリックは死んだのか?」
エムリックが誰なのか、ビリーは分からなかった。だが、そのことを理由に、すでに誰かが彼の死を望んでいた。
EP. 2
ヘルゲと名乗る見知らぬ男がビリーを追い詰め、彼を殺人者と呼んだ。
考える間もなく、ビリーの身体はひとりでに動き出す。まるで筋肉が覚えているかのように、訓練を受けた殺し屋の武器を奪ってみせた。
かつての彼が何者であったにせよ、ただの入植者ではなかった。
EP. 3
クロスローズ連合の執行人ロレアは、冷酷な人物だと誰もが口をそろえた。
だがビリーが見つけた彼女は、機械油に肘まで浸していた。
彼女は代価と引き換えに、ビリーを守ると申し出る。
口にしている以上に、彼のことを知っているのは明らかだった。
EP. 4
廃墟となった富くじ屋の店の奥で、ビリーはコードネームが書き消された黒板と、奇妙な紋様を刻んだ硬貨を見つける。
誰かがここで密かな勝負を仕掛けていた。そしてビリーも、すでにその盤上の駒なのかもしれない。